PS3 龍が如く 見参!をレビュー

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セガの人気アクションアドベンチャー「龍が如く」のスピンオフ作品。「龍が如く 見参!」をレビューします。

龍が如くといえば、PS2時代から続く人気の箱庭型ゲームで、リアルな戦闘と多彩なサブストーリーが楽しめる極道シリーズ。

本作からプラットフォームをPS3に移したことで、グラフィック、処理速度、ボリューム全てが強化されています。

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ここを評価したい

PS3になってリアルになったグラフィック

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やっぱり注目すべきはそのグラフィック。どことなくカクカクしていたPS2時代と比べて、より鮮明でリアルなグラフィックになっていますね。

登場人物も松田翔太、松方弘樹、竹中直人、寺島進などテレビで見かける俳優陣が、多数出演しているのはこれまでのシリーズを継承しています。
人物も声優に似せて描かれているため、挿入されるムービーはまるでドラマのよう。

また、戦いのアクションもかなり増えていて、素手メインだったこれまでのシリーズと違うのは、一刀流、二刀流など状況に合わせた武器選択が出来るようになったこと。

主人公の設定が「剣豪」という関係で、刀で闘うことも多く、「鬼武者」が好きなユーザーなら久しぶりのバッサリ感を味わうことが出来るはずです。

ストーリー構成が良い

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これまでのシリーズをプレイしているので、ある程度のストーリー展開は読めていました。

「ある二手の勢力争いに部外者の桐生が割って入り、双方のボスと戦闘、喧嘩両成敗で、めでたしめでたし」

まさに本作もそのとおりなんですが、そのストーリー構成については、新鮮味が感じられました。

桐生のもとに訪れる遥という少女は、宮本武蔵を殺してほしいと願う。しかし、別のシーンでは桐生が宮本武蔵と名乗っている。

その理由は、2つの物語を進めていくことで明らかになっていく…

いわゆる過去と現在のザッピング方式を取っていて、これが絶妙な構成になっています。

ストーリー自体は相変わらずのご都合主義な部分はあるけれど、そこはご愛嬌。

張っておいた伏線を徐々に回収していく展開は、これまでのシリーズにはなかっただけに、マンネリ感もそれほど感じませんでした。

サブストーリーも時代に合わせて一新された

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このゲームではメインストーリーだけ追いかけていては、ほん10数時間でクリア可能です。

忘れてはいけない龍が如くシリーズの特徴といえば、メインストーリーそっちのけで遊んでしまうサブストーリー。
そしてミニゲームやギャンブル、キャバクラですね。

これが、本作は当時の時代に合わせた遊戯で遊べるのが新鮮でした。
ボウリングが「徳利倒し」になっていたり、キャバ嬢が「遊女」といった感じで。

いや、まさか江戸時代まで行って、ビリヤードやダーツっていうのもありえないので、当たり前といえば当たり前なんですけどね。

シリーズおなじみのバッティングセンターの代わりに、スイカ切りゲームなど、随所にこれまでの世界観を維持しようとする工夫が見られました。

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サブストーリーは全100個とかなりの量。遊女攻略や闘技場もあるので、全コンプリートしようと思ったら、50時間〜100時間は覚悟がいります。

改善できそうなところ

移動手段はもっと細かくして欲しかった

マップ間ショートカットは、前シリーズはタクシーでしたが、今作は籠での移動になりました。
その籠が、配置されている場所が微妙なんですよ。

普通、そういうショートカットスポットはマップの四方に配置されていて、イベント後に再開した際は、どこの地点から再開しても、近くを見渡せばどこかにありました。

しかし、このゲームの場合、四角いマップの左上と右下に配置されていたりするので困る。

それでいて、次のマップに移動する入口が左下にあったりするので、マップを左から右へ走って行かなかければならない。

マップの移動は、頻繁にロード時間が入るので、そこでゲームのテンポが損なわれているのはマイナスポイント。

効率良く進めにくいサブストーリー

サブストーリーをコンプリートする場合、なるべく一つのマップ内でまとめて解決してしまいたいもの。

基本的にサブストーリーは、フラグ立てがほとんどなので、サブストーリーごとのフラグは、おつかい途中でまとめて立てたい。

あと昼だけ、夜だけのイベントもあって、コンプリートはかなりストレスが溜まる作業です。

例えば、A→B→Cと進めることが条件のストーリーなんかは、夜限定のAイベントを終えてから、昼限定でBの場所に行かねばならない。
Bが終わってCに進むぞと思ったら、夜限定でAに戻ってフラグを立ててこなきゃならないとか。

1つのサブストーリーごとに広いマップを走り回らければならないので、そこは配慮が欲しかったところ。

総評

メインストーリーだけでなく、サブストーリー、ミニゲームを多めにこなしていったこともあり、クリアまでに、結構な時間を要しました。

シンボルエンカウントなので、通路に人がひしめき合っている時に、目の前にチンピラ(?)風の敵が居たりすると、あえて遠回りして時間を浪費してみたりしてました。

これまでのシリーズが楽しめた人ならば、次のナンバリングタイトル「龍が如く3」の間の箸休め的な作品としてオススメです。

同様のスピンオフ版として、2013年に「龍が如く維新!」が、発売されているので、そちらも購入してみようと思います。

採点:★★★☆☆(3/5)

実質プレイ価格

2014年4月現在、本作は「無印版」と「BEST版」が、それぞれ発売されています。

2014年4月1日にBEST版を1,580円で購入しました。

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2週間後の4/14にAmazonマーケットプレイスで1,174円で売却しました。

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実質プレイ価格は、406円でした。

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