確定申告の「医療費控除」申告を楽にするための3つのアドバイス

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確定申告の際には、住宅ローン控除や生命保険料控除など、サラリーマンでも確定申告することで税金が取り戻せるいくつかの所得控除があります。

その中でも年末調整で会社が手続きしてくれない、代表的な所得控除として、「医療費控除」があります。

医療費が10万円を超えた場合、申告することで超えた分に一定の税率をかけた金額が戻ってきます。

医療費控除を申告した経験がある人はわかると思いますが、この控除の面倒くさいところは、「レシート集めて集計すること」なんですよね。

10万円に達しているかどうかもわからないのに集計するなんて、結局無駄な作業に終わりそうじゃないかと。でも集計してみないことには始まらないのが、この医療費控除の特徴でもあります。

今回は、この作業をちょっと楽にするための方法を書いてみます。

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後で集計しやすいように集めておく

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医療費の領収書は普段から気をつけないと、買い物のレシートなどと一緒に捨ててしまいがちです。
支払いの後、財布に突っ込んでおいたままで、後で財布整理の時に間違って捨ててしまう経験は、よくあることです。

そんな時は、オフィスなどで書類などをまとめる時に使うダブルクリップを使っています。
ダブルクリップで留めておけば、溜まりやすいレシートも1年分留められます。最新の日付が上にくるようにしておけば、後で集計する時に並び替える手間が省けて管理も楽です。

家族で別々に支払っている場合、「レシートを保管する場所」を家庭内の1カ所に決めておくルールを作ります。そうすることで「世帯全員分のレシートが日付順に並んだ状態で保管することが出来ます」。(申告は世帯単位でするため)

集計はエクセルの定型フォーマットで!

保管しておいたレシートは、確定申告の時期になったら集計します。
e-taxの場合、専用の入力画面があるのですが、これが超絶使いづらい!

レシート1枚につき、一件ずつ入れていく方式のため一日がかりの作業になってしまいます。(最近はCSV読み込みの機能が付きましたがちょっと不安定)

医療費の証明は、レシートの束とそれを集計した用紙を添付して郵送するだけで申告は可能です。これはe-taxを使った申告でも同様です。

集計するための用紙は、エクセルで定型フォーマットを作っておきましょう。一度、作ってしまえば何年も使い回せるので、翌年以降の申告が楽になります。

下図は私が10年以上、申告に使っているフォーマットです。
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「日付、かかった医療機関、治療費、交通費、利用者」が判別できれば、税務署から何か言われることはありません。

税金本などを見ると、医療費のレシートを集計する際は、「レシートと集計表を紐付ける通し番号が必要」なんて解説していますが、それは必要ありません。

必ずしも確定申告の時期じゃなくても良い

結構、勘違いされていることが多いのが、医療費控除の申告は「確定申告」の時期じゃ無くても良いということです。

「忙しいのに税務署なんて行ってられないよ!」ってのが世のサラリーマンの本音でしょう。土日は税務署閉まってますし。

一般的なサラリーマンのような「所得が給与所得のみ」の場合、会社が年末調整で所得税を天引きしてくれているため、そもそも確定申告の必要はありません。
(年収2000万円を超えていたり、給与の支払い元が複数の場合は別です)

医療費控除の申告は、確定申告の期間が過ぎても税務署が開いている日なら問題なく申告できます。(還付申告という扱いになります)

還付申告は「5年以内」という猶予期間があるため、5年前まで遡って申告が可能です。
「1回で5年分申告する」って荒技も可能です。(集計するのが大変ですがw)

その際は当然のことながら、その年の所得に対して医療費控除が適用されるため、会社から対象となる年の源泉徴収票をもらっておきましょう。

あとがき

基本的に医療費控除は「医療費が10万円を超えた場合」なので、全ての人が対象になるわけではありません。
しかし、家族の誰がいつ大きな病気をするか、予測することはできません。

「自分は医療費がかからないからいいや」とレシートを捨てている人は、年末に大きな病気で入院して高額な医療費がかかった時に、使えるはずの年始からのレシートがないと、後で後悔することになります。

申告の予定はなくても、日頃から「医療費のレシートを集めておくクセ」をつけておくと後で思わぬ病気をした時に、ちょっとした節税に使えるのが医療費控除の有効な使い方です。

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