本を読んだら、自分を読め【書評】本を通して自分を救う仕組みを手に入れる

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書評ブロガーとして年間5,000冊もの本を読破する小飼弾さんの著書「本を読んだら、自分を読め」を読みました。

小飼さんは著書の「はじめに」で、中学生の時から登校拒否をし、家庭内暴力を日常的に受け、なおかつ自宅が全焼という壮絶な人生を送ってきていることをさらりとカミングアウト。それでも、プログラマーとしてだけではなく、実業家として人生の階段を上っている強い方です。

この本は書店でよく見かける「本で人生を変えろ」的なテーマを扱っています。そういった本は何冊も読んだので、食傷気味だったのですが、「本を血肉に変える」というサブタイトルが気になり、手に取ってみました。

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本を読むことで自分を強くする

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photo credit: Victor1558 via photopin cc

人は保守的になりがちである。自分で作り上げた世界を壊したくないために、読書ですら同じ系統の本に偏りがちになってしまう。

たとえば好きな著者がいたとして、その本を集中的に読んでいると、著者の主観に染まってしまうことがある。それは、本を読んでいるつもりが実は「本に読まれている」からなのだ。
人に「どんな本を読んでいるのですか?」と聞かれたときに、「経済の本ばかり読んでいます」と即答できてしまった時は、かなり危険な兆候である。

他にも本棚が「自己啓発本」で埋まっている人は、「助けて下さい」というメッセージを本棚に投影させてしまっている。常に助けを求めていることが本棚から判断できる。

そういった人こそ、主体性がなく人の意見に翻弄されやすくなってしまう。
自分が主体であるという強い意識を持つためには、幅広いジャンルを読むことで「本に読まれない」ようにすることである。

「リア充」になりたかったら本を読め

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読書という行為は「暗い」「受け身」「寂しい」という印象を持つ人がいる。
FaceBookなどで同年代の人達が「海に行ってきました!」「今日もパーティーです!」といった「リア充」っぷりを見ると、休日に読書している自分がいたたまれなくなってくる。

リアルで出会いの場に行けば、人とも話す機会が増え、きっと楽しいだろう。
でも、よく考えてみて欲しい。
「本を読んでいないで、何を話すのか?」
日頃からインプットが少ない人の話というのは、中身が空っぽであることが多い。
話術でその場は楽しかったように見えても、宴が終わったら「あれ、あの人どんなこと話したっけ?」となってしまう。

本を読んでいる人の言葉は、後になっても残るものだ。
要するに、リア充で生きていくために必要な情報は、人とつるんでいるだけでは蓄えられない。
「リア充になりたかったら、それこそ本を読むべき」なのである。

「知識」と「教養」は似て非なるものである

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一般的には「頭のいい人」というのは、暗記力が優れていたり、脳の中の知識の在庫が多い人のことを指すことが多い。
テレビのクイズ番組などで、東大や京大出身タレントなどが活躍しているのを見ると知識の量が多いのだなと感じる。

反面、「教養」も同じ意味で使われるケースが多いが、実際のところ、「知識」と「教養」は似て非なるものである。

「教養」は自分の脳みそを耕せる人、耕す能力を持っている人のことを指す。
例えば、百科事典を全て丸暗記すれば、それは「教養」と言えるだろうか?人に知識を披露することはできても、その知識を応用できなければ、「知識」だけで終わってしまう。

本から得た知識をもとに考え、自分の脳みそを耕し、あらたな何かを生み出すことが「教養」である。教養をつけるには、ただ本のページをめくればいいというものではなく、必ず考えるということをしなければ、真の教養は身に付かない。

まとめ

普段、結構な数の本を読んでいますが、読了後に「この本から何を得られたのか」考えることがあまりない気がします。それこそ、読みっぱなしで終わってしまう・・・

たくさん本を読み、幅広い知識を得るためには、とにかく量を追ってしまいがちです。しかし、多くの本を読んだところで、それに見合った糧を得ることがなければ、ただの「多読」なんですよね。

「本を血肉に変えるには、本で脳を耕すこと」

読書メモを残したり、ブログにまとめるなどして脳を耕すことが大事ですね。

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