週刊モーニングの電子版で、単行本派から雑誌派への移行が進むかもしれません

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講談社から発行されている「週刊モーニング」が週刊コミック誌史上初の紙版と電子書籍の同時配信を、5/16から始めるというニュースがありました。
その名も「Dモーニング」!しかも定期購読料が月額500円という衝撃的な価格での配信となります。

・Dモーニングの詳細
1.月額購読料 500円
2.一部の漫画(「バガボンド」「BILLY BAT」)は対象外となる
3.読者登録をすることで、毎週木曜日に最新号を届けてくれる
4.「Dモーニングオリジナル企画」もある。
(「山下和美名作読み切り劇場」連載、「沈黙の艦隊」復刻連載など)
5.登録期間中のバックナンバーはいつでも閲覧が可能

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待ちに待った週刊コミックの書籍化

今まで週刊コミックの紙版と電子版の同時配信サービスはありませんでした。
電子書籍市場の漫画と言えば、単行本が既に常識となっており、週刊漫画の電子化はニーズこそあれど、「紙版で読むこと」が当たり前となっていました。

今回の「Dモーニング」は、そんな常識に挑んだ試みだと言えますね。
週刊誌は赤字経営で全く利益が出ず、単行本の方でその赤字分を補っていると聞きますが、電子化が進めば雑誌離れしていたユーザーも回帰してくるかもしれません。

雑誌と電子書籍は非常に相性が良い気がしています。
例えば紙版の雑誌って読んだら捨ててしまうことってありませんか?私が雑誌を読んでいた時は、通勤時に朝買っていたのですが、読み終わったら駅のゴミ箱に捨てていました。なぜなら保存しているとかさばるからです。

電子化すれば、捨てる必要もなくなり古いデータが新しいデータに置き換わるため、エコロジーの観点からも適しているのではと思います。

単行本派から雑誌派への移行が進む?

紙の漫画の時は、雑誌派と単行本派という棲み分けがありました。

当たり前のことですが、単行本は雑誌の連載がある程度、まとまってから発行されています。
そうなると必然的に雑誌派の方が、単行本派より有利になります。(有利っていう言い方もちょっと変かな?)

例えば単行本派が、連載中の漫画を単行本で読んでみたところ、非常に面白くて最新刊まで読んでしまったとします。先が知りたくて、そのまま連載中の漫画を雑誌で読んでも、タイムラグ分があるため、話がうまくつながりません。

先が読みたいのに読むことができないジレンマをそこで感じることになります。今の私の「闇金ウシジマくん」がまさにそれで、現時点の最新刊27巻では26巻から始まっている「洗脳くん」という話が完結していないため、いまだに26巻を読めていません。

「それなら27巻まで読んだらいいのでは?」と思いますが、一つの話が完結しない状態で、中断してしまうと、続きを読む時に前回までの流れを忘れてしまっているため、また読み直さなければなりません。
単行本派の方なら、この気持ちわかってくれるのではないでしょうか?

さいごに

今回の「Dモーニング」の開始は、週刊漫画のあり方が変わるようなサービスになるかもしれません。月額500円という金額は、紙版の330円×4週間と比較したら、あまりにもお得すぎる価格です。

今回はiOS版のみの配信となるため、読む端末はiOS機器が中心となると思いますが、私は断然「iPad mini」での利用をおすすめします。
かつてiPhoneで自炊漫画を読んでいましたが、iPad miniで読む事に慣れてしまうと目の疲労度が、全く違います。

この「Dモーニング」が成功すれば、他紙の参入も検討されることになるでしょう。そうなれば、電子書籍の普及はあっという間に進みそうな予感がしますね。

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