擬似トラリピとは何か?

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「擬似トラリピ」というトレーディング手法を実践しています。

「擬似トラリピって何?」

誰もがそう思うでしょう。ひとまず、頭2文字の「擬似」という言葉は置いておいて、「トラリピ」という言葉は聴いたことはありませんか?

トラリピといえば、FX事業者「マネー・スクエア・ジャパン」(以下M2J社)が、特許を持つ「トラップ・リピート・イフダン」のことです。

トラリピについては、M2J社のサイトで詳細に説明されているので、そちらをご覧下さい。

それでは「擬似トラリピ」と、M2J社の提供するトラリピの違いは何なのか?

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擬似トラリピはM2Jトラリピと何が違うのか

まず混同を防ぐため、ここからM2J社のトラリピは「本家トラリピ」と呼称します。

擬似トラリピの基本的な動きは、本家トラリピと同じです。

  • 買い、売りの注文を、一定の範囲に指定した刻み幅で並べていく
    (80円~85円まで50銭刻みで10本など)
  • 決済する指値は注文時に指定しておく
    (50pipsで利益確定など)
  • リピートしたら、続けて同じ注文を発注する(リピート・イフダン)

では、他に存在する違いは何なのでしょう?

導入時の手間が違う

本家トラリピを使用するためには、以下の手順が必要です。

  1. M2J社に口座を開設する
  2. M2J社のサーバーにログインする
  3. 入金処理を行う
  4. トラリピの注文設定を行う

たったこれだけです。とても簡単でシンプルですよね。

反面、擬似トラリピは、

  1. MT4(自動売買ソフト)に対応するFX業者に口座を開設する
  2. 開設したFX業者のサーバーにログインする
  3. 入金処理を行う
  4. Windows環境にMT4をインストール
  5. MT4上からFX業者のMT4サーバーにログインする
  6. EA(自動売買プログラム)を組み込み設定値を登録する
  7. EAをオンにすると注文が発注される

と、ここまでしなければ始められません。結構な手間がかかります。

本家トラリピと擬似トラリピでは、導入方法から既に異なっています。

導入のハードル」という点では、本家トラリピの方が優れています。

稼働環境が違う

本家トラリピは、M2J社のサーバー上で動いています。
はじめの注文設定さえ済ませれば、基本的に「ほったらかし」で、注文から決済まで全自動で行ってくれます。

擬似トラリピの方は、MT4を24時間稼働させるPCが必要なため、

  • 停電やハード故障の際は、稼働停止期間が発生する(取引停止リスク)
  • PCを稼働する際の電気代、故障時のハード交換代などの費用がかかる(維持費負担リスク)
  • 定期的に稼働状況をチェックする手間も発生します(監視時間リスク)

などのコストが掛かってきます。

トラリピを続ける上での「維持費」という点では、本家トラリピの方が優れています。

スプレッドや手数料が違う

本家トラリピのスプレッドは、比較的広めに設定されています。
また最近では珍しく手数料もかかります。

下の比較表は、M2J社と、国内で有名なFX業者であるF社のMT4口座です。

M2J社 F社(MT4)
スプレッド 手数料 スプレッド 手数料
ドル円(USD/JPY) 4銭 ¥300 1.6銭 ¥0
ユーロ円(EUR/JPY) 5銭 ¥300 2.2銭 ¥0
豪ドル円(AUD/JPY) 6銭 ¥300 2.5銭 ¥0
ユーロドル(EUR/USD) 5銭 ¥300 1.8銭 ¥0

※1万通貨で取引した場合

この表だけだとわかりにくいので例を1つ。

1万通貨で50銭の利幅を取れて、5,000円の利益が出たとします。
往復の手数料はM2J社が1,400円、F社は320円かかります。

このように「取引コスト」という点では、擬似トラリピの方が優れていると言えます。

発注の手間が違う

本家トラリピは、一度に20件しか発注できません。

「100円~105円まで10銭刻みで50本買い注文を出す」という注文をしたい場合、「20本+20本+10本」と3回に分けて発注しなければなりません。

また全ての注文を取り消す場合も、1件1件チェックボックスのチェックを付けて、削除ボタンを押して完了です。

擬似トラリピの場合、MT4に取り込んだプログラム上で全ての発注を行うので、設定1発で全ての発注が可能です。

注文削除や決済指値の変更も、独立したプログラムを起動させれば、これまた1回の実行で削除、変更が可能です。

擬似トラリピは設定を間違ったり、プログラムにバグがあったりすると、間違った注文を入れてしまったり、意図しない決済注文を入れてしまうリスクを抱えています。

反面、本家トラリピは手間はかかりますが、知識はそれほど必要としませんので、敷居はとても低いです。

似て非なるモノ

このように本家トラリピと擬似トラリピは、基本機能こそ類似しているものの、
それを利用するための「環境、手数料、発注方法」は全く異なっています。

自分でマシンを管理しなくて良いという点では、本家トラリピの方が優れていますし、
とにかくコストを低く、利益を最大化したいという方は、擬似トラリピが優れています。

どちらが良いとは言い切れませんが、当ブログでは擬似トラリピを使用するという前提で、
レポートを書いていきます。

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